(続)水門を「ボタン1つで開閉」してみる

前回は設定編としまして、 SORACOM LTE-M Button powered by AWS  ボタン(以下、ボタンとします)が「 押された (=クリックされた、ぽちっとされた)」という情報が、SORACOM→AWS を経て paditch cloud まで届いたら、paditch cloud から自動水門(paditch gate02)へ指示を出すというところまでの環境設定について書きました。

今回は、実際にボタンをクリックしてる動画を掲載します。

ボタンを押すと、ボタンのLEDが点滅して通信が始まります。LEDが緑色点灯になれば、 通信が成功です!

しばらくすると、インターネットを経由して送られてきた指示を受け、水門が開きます。

この時は、ボタンを2回押しました。ボタン1回押せば門を閉じることができます。

すぐ目の前で指示していますが、実際にはもっともっと離れた場所からもできます。個人的には、自宅~田んぼがイメージです。

今回は「遠隔で簡単に門を開け閉めできるイメージの具現化」実験ということで紹介しました。

ご覧いただきまして、ありがとうございました。

それでは、次回もお楽しみに!

水門を「ボタン1つで開閉」してみる

スマホアプリで水門を開閉するというのはもう当たり前となっていますが、よりシンプルなユーザーインターフェースを目指し、様々なガジェットからの制御を模索しています。

まずは誰にでも気軽に簡単に扱える。そのようなIoTはないかなと情報アンテナを張っていたら、AWS IoT 1-Click というボタンにたどりつきました。
これならスマホを使いこなせなくても、ボタン一つで水門を開け閉めできそうです!
以前にも、Amazon Dash ボタンやAWS IoT ボタンなどが発売されるたびに、気にはなっていましたが、 このボタンがラインナップの中ではもっとも試しやすい仕組みでした。

AWS IoT : https://aws.amazon.com/jp/iotbutton/
AWS IoT 1-Click: https://aws.amazon.com/jp/iot-1-click/
上記は、デバイスの接続と管理担う AWS IoT Core を経由するかしないかの仕組みに違いがあります。
AWS IoT Core: https://aws.amazon.com/jp/iot-core/

しかし、いざ試作してみると、ボタンからのリクエストを受ける側は作れたものの、 スマホやタブレットなどを経由してインターネットにつなげたりすることが必要なので、 エンドユーザーに対して、超簡単セットアップとは言い難いと感じました。

そのような折、SORACOMさんが昨年、
「LTE-M の eSIM を内蔵しており、Wifi や BLEのようなデバイスへの設定は不要です。」
なるものを特別価格で提供されていたのです。(*1)

SORACOM LTE-M Button powered by AWS
https://dev.soracom.io/jp/aws_button/what-is-aws-button/

おお、これは試してみる価値があると思いました。

ということで、今回は SORACOM LTE-M Button powered by AWS を使って、paditch gate02 (IoT 水門)へ指示を送ってみたいと思います 。

ボタンの押し方を変えれば、以下のようなことができます:
シングル 短く(1.2秒未満) 1回押す → 水門閉じる
ダブル 2秒以内にシングルクリックを2回行う → 水門開ける
ロング 1.2秒以上押し続ける。→今回なし

設定の前に、まずはLTE-M Button を初めて使用するので、どのように使うのか以下の次のセクションを順に読みすすめました。

 Getting Started with SORACOM LTE-M Button
 https://dev.soracom.io/jp/aws_button/getting-started/

 ① SORACOM LTE-M Button powered by AWS をソラコムのガジェット管理に登録する
  https://dev.soracom.io/jp/start/aws_button_registration/

 ② SORACOM LTE-M ButtonをクリックしてSlack通知にする
  https://dev.soracom.io/jp/start/aws_button_slack/

以上を読み、水門への指示をだすために必要となる設定が分りましたので、あてはめつつ設定しました。

・SORACOM ガジェット管理への登録

ユーザー登録(SORACOMおよびAWS)は済ませてありましたので、
まずは、SORACOMコンソールに入り、ガジェットの登録を行いました。

矢印のDSNをSORACOMコンソールで登録

・AWS側の設定

ステップ 1: AWS IoT 1-Click に登録する


スマホアプリをインストールします


SORACOM LTE-M 本体裏のカバーを外し、バーコードスキャンでDSNを読み込んで登録します。登録を完了するためにボタンを1クリックしますが、「クリック待ち」画面でボタンクリックしたほうがいいです。私は、「登録を完了するにはデバイスをクリックします」でクリックしてしまい、クリック1回分消費してしまいました


AWS IoT 1-Click へログインしてデバイスが追加されていることを確認。
1行目の赤くなっているのが今回設定したもの。これから有効化するところです

ステップ 2: AWS IoT 1-Click のプロジェクトを作成する
https://aws.amazon.com/jp/iot-1-click/

ステップ 3: Lambda関数を作成

Lambda関数はPaditch Cloud APIへ クリックイベントタイプを送信するための処理を書きました。
クリックイベントタイプの取得方法は以下で取れます。
event.deviceEvent.buttonClicked.clickType;

ステップ 4: プレイスメント設定で、ボタンとプロジェクトをつなげれば、設定完了です。

紐づけ完了です。

もう一度、SORACOMコンソールを見ると、

状態が見れていますね。これで下準備ができました。

次回は実際にボタンをクリックしての動画を掲載する予定です!

*1..通常価格 7,980円(税別・送料別)のところ、その時は半額でした。
ちなみに、価格は年間の基本料金と 1500 回分のクリック時の通信費が含まれています。 ただし、AWS IoT 1-click の料金が別途発生します。
詳細URL: https://soracom.jp/products/gadgets/aws_button/

SONY SPRESENSE セットアップ

株式会社 笑農和 開発部 IoTエンジニア 黒田 です。

技術ブログの記念すべき1回目ですが、気張らず軽い感じでまずは書ききってみたいと思います。

今日は SONY から提供されている SPRESENSE という開発ボードのセットアップを行いましょう。

dav

このボード、特徴として
・低消費電力
・GPS ( GNSS ) 内蔵
・人工知能
・ハイレゾソリューション
etc…

低消費電力で流行りの人工知能が使えるスグレモノのようですね。

拡張ボードを使用することで、カメラ, Arduino互換のピンソケット, SDカードスロット, イヤホンジャックetc… と、幅広く遊べる製品になっているようです。
残念ながら今回はメインボードのみを購入したので、ひとまずはこの子を触っていきましょう!

こちらのボード、Arduino IDE を使用して開発ができるようなので早速準備していきます。

https://developer.sony.com/ja/develop/spresense/developer-tools
公式サイトに開発導入ガイドがあるのでそれに従います。

ボード、ドライバの追加…
ブートローダの書き込み…
手順通りに特に問題なく完了したので最後に “Hello World!” 代わりにLチカさせましょう!


wow!
可愛らしく光ってます。微笑ましいですね。
これからこの子と共にどんな経験を積めるのでしょうか、とても楽しみです。

次回は GPS ( GNSS ) を使用してみたいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございます。
それでは。